「みけ×デザ」(未経験デザイナープロジェクト)

未経験Webデザイナー応援支援サイト

27歳の未経験で転職した私の体験談

27歳の時に未経験からwebデザイナーとして転職、今はマネジメントを行いつつwebディレクターのような仕事をしています。そんな私の体験をお話したいと思います。

26歳、無職からの転職活動

アルバイトを転々とし、社会人経験のほぼない私は就職の壁に阻まれていました。
興味も適正もない営業職への面接や、趣味の延長でゲーム関連の企業などにも面接へ行きましたが経験もなくスキルもない自分は面接で弾かれ続きます…。
元々ゲームが好きでブログを書いてたり、ブログのカスタマイズが好きだったのでweb系の企業に絞って面接を受けますが惨敗。無職を続けるのも難しいのでアルバイトからの社員登用を目指すことにします。そこで一気に選択肢が増えたことを覚えています。
※社員登用をおすすめしてるわけではありません。当時と時代も変わってますのでスキルを備えて面接に向かう事をおすすめします!

27歳の春、アルバイトからの採用

未経験のアルバイトからwebデザイナーへ面接!
…が、道に迷ってしまうアクシデント。ここまでは結構ありがちなのですが肝心の連絡先を控えておらず電話もかけれない最悪な状況で遅れて面接へ…。対応いただいた受付の方が「道に迷って遅れてるようです」と先に伝えておいてくれたそうで、なんて素敵な方なのでしょう。。。入社した後にも大変お世話になりました!そんなわけで無事にアルバイトからですが憧れのwebデザイナーとしての第一歩を歩み始めます。

自社で運営しているポータルサイトの更新およびバナー制作が初めての仕事でした、時給は1,000円。少し残業もあったり定時後にも教えてソフトの使い方やデザインを頂いたりで入社当時は月18~19万程度の給与だったと思います。
同時並行でHTMLコーディングも学びました。当時はAdobeのDreamweaverを使用していましたね。webに関する知識や情報は常に取り入れる時間を作り、インプットに励みました。

正社員としてのwebデザイナーへ

しばらくして会社のHPリニューアルをコンペ形式で行いたいとの話がありました。初めてのサイト制作に不安を覚えながらもデザイン作成したことを覚えています。当時はデザイナーが5名ほどいて自分よりスキルの高い方ばかりでしたが、なぜか自分の作品が選ばれリニューアルを担当することになりました。その時はビックリしただけでしたが、後から思えば挑戦させてもらえる環境だったんだなと思えます。
そこからは地獄の日々です。下層のデザインや全体のコーディング、初めてのことだらけで全然うまくいきません。たくさんの参考サイトやネットで調べながら時間はかかりましたが無事にやりきり公開されました。その時の感動は今までにないもので、社会人としてwebデザイナーとして自分が作ったものが公開され利用される。こんな素敵な事はありません。もっとwebデザインを学び、サイト制作を行いたい!入社より1年後に正社員登用の打診があり無事に正社員として働くことになります。

今は感謝しかありませんが、当時は何度デザインをあげても上司よりNOを突きつけられました。何がダメなのか、どうしたら良いのか分からない事も多かったです。目がこえれば分かる世界、というようなものがwebデザインにはあるような気がします。
また正直なんとなくでデザインを行っていた部分も多く、基礎といわれる部分が不足していました。新しいものへの理解や興味に引っ張られ、基礎ができていないデザインを作成していたのです。。。
自分も今は管理側に立ってるので分かるのですが、誰しも壁にぶつかります。その壁を乗り越えれば一気に世界は広がりデザインの幅が大きく増したと感じています。
どうやって壁を乗り越えるか、それは圧倒的な経験。数ですね。
アートはセンスや思考を表現しますが、デザインは情報を伝える手段です。経験を積んで引き出しを増やすことも大事ですし、セオリーを覚えるのも大事です。激安スーパーのチラシに青や緑でデザインしないでしょう、それは色の持つ意味などセオリーを無視しているから違和感があるのです。
とにかく下積みは大事。

デザインとフロントエンドの分業

webデザイナーからのステップアップ

→インプットが大事!web制作に関する情報収集の方法(執筆中…)